変身譚録

人が何かに変身する作品について話してみる

『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』実写映画として好きです

どうも、今回は『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』です。
実写映画にアレルギー反応を示す二次元好きの方が多い昨今ですが、私のそのアレルギーを生ませなかった作品の一つと言えるでしょう。
いうて『マリオ』だろ、と言われるかもしれませんが、納得のいく独自解釈なのでご紹介します。

ではいつものうろおぼえざっくりあらすじ。

ある日ニューヨークのブルックリンにある教会に卵と小さな石が置かれます。これはまるで赤ん坊を置くような様子で行われ、拾い上げたシスターの手の中でカゴに入っていたタマゴから子供が生まれます。
そして数年後、ブルックリンの配管工であるマリオとルイージは地下の化石発掘調査にきていたデイジーと知り合います。こんなところで恐竜の化石が発掘?という疑問もありながら仕事に取り組む二人。後日ダニエラというマリオの恋人と食事をしていると、ダニエラが誘拐され、次いでデイジーまで連れ去られます。マリオ達がそれを追っていくと、不気味な穴に落ちてしまいます。
菌糸に覆われた穴の先は街でした。そこは見たこともない場所ですが人間がいて、見たこともない生物が二足歩行で歩き回っているのでした…

という入りから入るので、もはやそれはマリオですか?と思う方ももちろんいると思うんです。マリオをベースに現代に舞台を移した内容ということです。
そういう楽しみ方が出来ないと実写ものって辛いんだろうなっていうことはすごくわかります。舞台まで揃って環境も設定も見た目も忠実じゃないと認めたくない、その気持ちは理解できるので、そういう方はここら辺で読むのをやめましょう。

 

地下の街にいたのは恐竜人間で、クッパティラノサウルスから進化している設定でした。また街のいたるところに黄色い菌糸類が張り巡らされていて、それらはいわばキノコ人間、その名残とも言えるものです。名残、というのはこの作品の要点である、進化と逆進化が関わってきます。
恐竜達の中にグンバと呼ばれる頭が極端に小さく、体がやたらと大きな姿の恐竜人間がいます。恐竜人間は通常普通の人間と見分けがつかないのですが、グンバはマズルの短いトカゲ人間という様相です。彼らは進化と逆進化(退化だよねー)を操れる機会にぶち込まれたか、そういう光線の出る銃で撃たれた通常の恐竜人間です。TFと言えるかはわかりませんが、そういう進化、逆進化のシーンがちょこちょこ出てきます。
なお人間が食らうとなぜかチンパンジーになります。
見所はクッパでしょう、他のTFはほぼシーケンスなしだったのか記憶に残っていないんですが、クッパだけは恐竜に逆進化させられるシーンがあったことを覚えています。
ということで動画をドン。

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サムネきっもいなー(笑)

他にもヨッシーが若い恐竜だったり色々マリオか?と思われるシーンもあるかもしれないですが、
配管工があっちこっちを飛んだり跳ねたりしまくる、
キモコ人間が逆進化で菌糸になってるのにマリオたちを強化しまくってくれる、
ヨッシーは舌が伸びる可愛い恐竜とか、
ネタとしては色々マリオですし、それなりに可愛い、ハッピーエンドストーリーなので、ゴリ押しでオススメします。
本当面白いから見てください。是非。