変身譚録

人が何かに変身する作品について話してみる

『WILD HALF』人から獣ではないけれど

どうも、11/12、初めてブログが1日1000PVを超えました。
konoe様のご尽力によるものです、重ねて感謝。
またこの度ブログのコメントをゲストにも解放しました。むしろ解放されてなかったことに今更気づきました。ワオ。
またよろしければ宣伝なり言及なりの折に弊ブログタイトルを入れていただければ
こちらでもご紹介またはリンクなどさせていただきたく思います。
あと今更ながら…寝しなに書いてて日本語が怪しいブログになっているので、
近いうちにおかしい記事はちょこちょこ直して追加、追記等行います。
その時はこうやって記事中でご案内しますね。

 

改めまして、今回は『WILD HALF』です。
まず作家さんのサイトから。

サイタマ新都心

そして一気に買えるamazon

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同人誌もあります。ご自身で出してるのかな、そういう手法もあるんですね。
またつい先頃に舞台化もされています。

hapidori.com

サイトにキャラの衣装まとった状態の写真を掲載してくれ〜!

 

ということで恒例のざっくりあらすじ。
岩崎健人は探偵ワイルドハーフの噂を聞きます。しかし正体を見た人がいないということで噂だろうと思っていたところ、兄の銃が奪われるという事件が発生。健人は縋る思いでワイルドハーフに依頼しようと探し回ります。その矢先に自宅に不思議な犬が現れ、人語を操り自分がワイルドハーフだと言い出します。サルサとの出会いの後、健人は数々の数奇な事件に巻き込まれていくのでした。

というみんな知ってるであろうあらすじ。その後、情を交わし、情が高まると人型に変身できること、犬のワイルドハーフ人狼になる可能性があることなどが明かされながら、健人とサルサの交流が深まっていくお話です。
ワイルドハーフという種族は通常は人語を解する高度な知能を持った動物です。しかし人間と飼育関係化し、情を交わしていくことで情の力が高まり、それによって人型に変身することになります。人型といっても半獣人といった感じであり、概ね首から上は耳を除けばほぼ人なのですが、耳は元の動物の形であったり、首から下はややセクシーな被毛が生えた姿をしています。ちょっとタイツっぽいです。
彼らは犬や猫はもちろんですが豹やカラスなど多種に渡ります。ただ人間と交流を持つことが前提なので、そもそも犬猫などの家畜に多く発現していそうな感じですよね。
それぞれ少年漫画的な味付けの設定が色々あり、例えば傷つけたものを急成長などさせて操るだとか、ハウンドマスターなるものの命令には逆らえないとか、そういったバトル面も含めて、いい時代の緩めのバトル少年漫画として読めます。

 

あくまで個人的にはそれほど刺さらない感じのピカッと光る一瞬の変身だったり、変身後が人に近かったりという点であまり重視はできないのですが、それでも漫画として大変面白かったですし、新しい獣人像のようなものは得られたと思います。
TFにメキミシ要素求めていたりするとちょっと違うかと思うかもしれないですが、一読の価値はあります。

 

ということで、『WILD HALF』でした。