変身譚録

人が何かに変身する作品について話してみる

2017-11-06から1日間の記事一覧

『犬の心臓』あるいは傲慢の行方

どうも、今回はミハイル・ブルガーコフの『犬の心臓』についてです。ロシア革命後にソビエト体制を皮肉った形の作品として発禁処分を受けていましたが、ここ数年で日本では二回新翻訳が刊行されています。社会的思想を表した文学作品ですが、特にそういった…