変身譚録

人が何かに変身する作品について話してみる

『死ノ鳥』鳥パニックホラー…と思いきや

どうも、新しく就職した会社に約半年勤めたらブラックでしたおーこです。
さっそく転職活動を再開しています。
超げんなりするマジで。

さておき、今回は現在ジャンプ+で連載中の『死ノ鳥』です。
現在までなら全話無料かな?
ドン。

shonenjumpplus.com

ざっくりお話しすると、上記に書いてある通り、九郎は移送中の服役囚で、ハイジャックに巻き込まれるんですが、その時に飛行機の周りに鳥の群が現れ、執拗に飛行機の窓を破ろうとアタックしてきます。
最終的に操縦席のパイロットは鳥に殺され(多分)、そこに居合わせた九郎に大きなバケモノが襲いかかってきます。
シルエットは概ね鳥ですが、顔をあげたシーンが人っぽい。
これはどっちだ…と悩んだので、決定打が出るまで紹介は控えていました。
鳥が人っぽくなったのは、人が鳥に変化しているのか、その辺はちゃんと紹介したいじゃないですか(笑)
で、前回更新の3週間目で、「幼稚園の帽子とスモックを着たバケモノ」が確認できました。
これはもう紹介でいいのでは?と思ったのですが、今回更新で「(おそらく鳥によって)傷をおった老婆が鳥に変化している」というグッドシーンがきたのでご紹介に至りました所存です。

とにかくヒッチコックだな!?ってくらい鳥に襲われるんですが、主人公が連れているトキも半分鳥です。ただ、他の鳥が完全に自我を失っているように見えるのに対し、トキは人間の少女のような振る舞いを見せます。
しかも冒頭には巨大な鳥のバケモノがいたりしますので、最終的にどの程度の規模の話になるかが楽しみな感じになっています。

ただ、うっすらと手塚治虫の『鳥人大系』の冒頭三話くらいの様相も見える気がしています。アレは鳥に高度な知能を与えようとした宇宙人が招いた鳥達の暴動からの人間化(高度文明を持ちうる種族化)みたいな感じで、鳥が人間を襲うにあたり、意図的に一部の人間を残したり、殺し切らない選択をしているんですね(最終的に奴隷化もされますし)。
今回の話も、もしかしたらそういう意図が働いているのかなぁという感じです。
実際のとこわかりませんが、すごく楽しみですね。

ということで、『死ノ鳥』のご紹介でした。
『もふかのポプリ』が終わっちゃったので色々新しい連載を欲しちゃいますねえ。